アニメーションのアクセシビリティ

アニメーションに関係する達成基準

達成基準 2.2.1: タイミング調整可能(レベルA)

達成基準 2.2.2: 一時停止、停止、非表示(レベルA)

達成基準 2.3.3: インタラクションによるアニメーション(レベルAAA)

達成基準 2.3.1: 3回の閃光、又は閾値以下(レベルA)
達成基準 2.3.2: 3回の閃光(レベルAAA)

アニメーションの弊害

アニメーションは、視覚的に情報を理解しやすくする・注意を惹きつける・コンテンツを印象的にするなどの効果があります。
一方、ユーザーを注意散漫にさせる、又は吐き気を催す恐れがあるため注意が必要です。

酔いやすいアニメーションの要因

酔いやすいアニメーションの要因は以下が挙げられます。
参照元: DESIGNING SAFER WEB ANIMATION FOR MOTION SENSITIVITY – A LIST APART

動くエリアの相対的なサイズが大きい(RELATIVE SIZE OF MOVEMENT)

画面の中で動くエリアが占める割合が大きいほど酔いやすいです。例えば画面全体をカバーする全画面ワイプ・トランジションなどは酔いを招きます。相対的なサイズの小さいボタンのアニメーションなどは問題が生じる可能性は低いです。

方向と速度が一致していない(MISMATCHED DIRECTIONS AND SPEED)

誇張されたパララックス効果やスクロールロックを用いたアニメーションなどでが該当します。背景のオブジェクトが前景のオブジェクトとは異なる速度で移動したり、ユーザーがスクロールしている方向とは異なる方向に移動するアニメーション、またはユーザーがスクロールしている速度に直接関係していないアニメーションはユーザーが酔う原因となりやすいです。

空間領域の移動量が多い(DISTANCE COVERED)

アニメーションによってカバーされる空間距離の量(z軸の移動)が多いと酔いやすいです。 iOS7の3Dズーム機能の奥からズームしてくる演出は一部のユーザーから深刻なクレームを生みました。スクロールすると手前から奥に移動するなどの演出などは注意が必要です。